足の太陰脾経(21穴)

足の太陰脾経は、体内では脾の臓に属し胃の腑に絡む。体表では、下肢内側の前縁、体幹の前面を走り、胸部側面の第6肋骨間に至る。その流注により、大腸経の経穴は下肢内側の知覚・運動障害及び、消化器系、栄養吸収不良や慢性疲労の改善、婦人科の疾患の治療に用いられる。

脾経マップ

         

経穴効能(五行穴)

隠白→足指痛、婦人科の諸疾患、慢性出血症状、腹脹、下痢、神経衰弱

 

大都→足指痛・腫脹、腹脹、腹痛、下痢、胃腸炎、神経衰弱

 

太白→足指痛・腫脹、腹脹、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振、胃腸炎、神経衰弱

 

商丘→足関節痛、腓腹筋痙攣、腹張、腹痛、嘔吐、食欲不振

 

陰陵泉→膝・下腿の知覚・運動障害、婦人病、生殖器系疾患、腹痛、腹張、下痢、腰痛

経穴効能(五要穴)

太白→足指痛・腫脹、腹張、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振、急・慢性胃腸炎、神経衰弱

 

地機→膝と下腿の知覚・運動障害、婦人病、生殖器系の障害、腹脹、腹痛、下痢、腰痛

 

公孫→足指痛・腫脹、腹脹、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振、急・慢性胃腸炎、神経衰弱

 

章門→腹痛、腹脹、脹鳴、下痢、胸脇苦満

 

脾兪→腹脹、腹痛、嘔吐、吐き気、食欲不振、倦怠感、貧血、膵臓の疾患

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