気血津液とは

人体を構成する基本的な物質で、これらにより生命活動および臓腑・経絡・組織・器官の生理的機能が維持されます。


気血津液と病理

気血津液

(1) 栄養作用 : 人体各部に栄養を与えること。(2) 推動作用 : 臓器や血液の流れをよくすること。(3) 温煦作用 : 臓器などをあたためること。(4) 防御作用 : 病気と闘うこと。(5) 固摂作用 : 異常な発汗や出血を抑えること。(6) 気化作用 : 血・津液の流れをよくすること。

血は脾胃の働きによって取り込んだ栄養物(水穀の気)と肺で吸入した清気が脈管内で営気の作用を受け生成する。血は心の推動で循環し、肝によって流量を調節し、脈管内から漏れないよう脾胃が統摂する。

体内のすべての正常な水液で、体細胞内外の液、唾液、胃液、腸液、関節・腹腔内の液、涙、汗、尿などのすべてを意味する。

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