気の作用

(1) 栄養作用 : 人体各部に栄養を与えること。
(2) 推動作用 : 臓器や血液の流れをよくすること。
(3) 温煦作用 : 臓器などをあたためること。
(4) 防御作用 : 病気と闘うこと。
(5) 固摂作用 : 異常な発汗や出血を抑えること。
(6) 気化作用 : 血・津液の流れをよくすること。

気の種類

(1)宗気(そうき) : 推動(臓器や血液の流れをよくする)作用が強い。
(2)営気(えいき) : 栄養(人体各部に栄養を与える)作用が強い。
(3)衛気(えき)  : 防御(病気と闘う)作用が強い。
(4)元気(げんき) : 成長促進、活力を旺盛にする作用が強い。

気の病理

気の異常

気虚の症状:疲労感や、食欲不振、病気の抵抗力の低下など

 

気滞の症状:胸や腹部の張りや痛み、喉のつまり、食欲不振、吐気や嘔吐、下痢や便秘など

 

気逆の症状:頭痛、めまい、動悸、激しい咳、呼吸困難、吐気や嘔吐、ゲップなど

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